ファイロファックス


本棚を整理していて、とんでもなく懐かしい本が出てきました。山根一眞さんの「スーパー手帳の仕事術」1986年発行です。バイブルサイズの6穴システム手帳「ファイロファックス」について、その歴史から使い方まで、熱く語っている素晴らしい本です。日本のシステム手帳ブームの発端になったと言っても過言ではない名著だと思います。私も当時、この本から相当な影響を受け、まだ日本、特に当時私が住んでいた大阪ではなかなか手に入れにくかったファイロファックスを、ヨーロッパに旅行に出かけた友人に頼んで買ってきてもらい、リフィルを手作りして毎日持ち歩いていました。つまり・・・私のPDA遍歴のスタートは、このファイロファックスだったと言えるかもしれません。この伝統的システム手帳で身につけたノウハウをHP200LXなどの電子機器に持ち込んでから、今のPDA生活が始まったと言えるような気がします。山根さんのおかげで、私の今の生活の基本が決まったのです。ありがとうございます!もちろんPDAと同様に、ファイロも使う以上の数をコレクションしてしまいましたが(^_^;)