TiPOとVAIO-U

habita2005-06-29

SIIの「BrainPad TiPO」です。私の大好きなPDAのひとつです。とっても広い画面にマルチウィンドウ!単三乾電池2本で、いつ電池を取り替えたのかを忘れるぐらい何日も使えます。CFではなくPCカードが刺さるのでドコモのPHSカード「MobileCard P-in」で、当時はWebブラウズとメールチェックにも使っていました。でも、このマシンの最大の特徴はやっぱりOSですよね。B-TRONなんですから!当時私はPCでもWinとは別パーテションに「超漢字4」をインストールしたノートパソコン(ThinkPad235チャンドラ2です)をいつも持ち歩いていて、文書や情報の蓄積に使っていました。OSレベルでサポートされたハイパーリンクを使って、どんどんテキストを書いたり、取り込んだり!データの保存はHDDではなく全てPCカードフラッシュメモリへ!そしてそれをTiPOに差せば、ノートパソコンよりは小さい画面ながらPDAでPCと全く同環境のOS上でそのデータを利用できる。理想的な状況でした。そんな理想郷を捨てなければならなかった理由、それは・・・TiPOの動作速度と入力環境のせい!あまりに遅く、あまりにも入力がつらい。もちろんキーボードは無いので手書き入力になるのですが、その認識能力がお世辞にもいいとは言えず、とにかくイライラさせられました。もちろんPCで打ち込んだテキストのビュワーとしてならこの広い画面は最高だったんですけどね・・・。あの頃の理想に戻りたくて、まずはその速度を改善するために「VAIO-U VGN-U70P」に「超漢字4」をインストールしてみることにしました。USB接続のCD-ROMドライブに超漢字4のインストールディスクを入れて再起動・・・何事もなくインストール画面になってあっけないぐらい簡単に導入できました。「やった!これで爆速TiPOの完成だ!」とよろこんだのもつかの間・・・残念なことに、タッチパネルが言うことをききません(T_T) ペンでタッチしても、ポインタは画面の中を勝手にピョンピョン飛び回ってしまい、どうにもなりませんでした。これじゃ全く入力ができません。ペンドライバのせいなのでしょうか? ホントに残念です。でも、ながめているだけならカラーの新型TiPOが発売されたようで、ちょっと楽しかったです(^_^;)